松阪地方にある松坂牛のルーツ。

一般の人は松坂牛というと、単純に松阪地方で生まれ育った牛というふうに思うかも知れないけれど、調べてみるとそのルーツや松坂牛としての資格はけっこう複雑なようです。

手元の資料には、『松阪地方では、古くから役牛として優秀な但馬(兵庫県)生まれで、紀州(和歌山県)で1年を過ごした雌牛を好んで購入していた』とありますから、松坂牛は、「松阪生まれで松阪育ち』という解釈は成立しません。

牛は農耕用として3年~4年が過ぎたころになると次第に太っていき、太牛と呼ばれる立派な牛になるのだそうです。

農耕用として日々の中で使いながら上質の肉牛としての牛を育てていく~。

それが松坂牛のルーツといえるのでしょう。

事実、そうやって売り出された松坂牛は、高い評価を獲得していたといわれています。

農耕器具さえなかった古い時代から松阪地方の人々はそうやって牛を飼い育て、現在の松坂牛としてのブランドができ上がったのです。

ところでこの松阪には、松坂牛協議会というのがあるのをご存じですか。

松坂牛の生産農家とそれに関係する地方自治体や研究機関などによって構成されている組織です。

どんなことを行うのかというと、松坂牛の食品としての安全・安心に関する「松坂牛個体識別管理システム」の事業主体として、松坂牛生産の振興と品質向上に取り組んでいるのだそうです。

私たちが「たまには高級な美味しいお肉を食べたい」と思うとき、頭に思い浮ぶのは松坂牛ですが、1頭のブランド牛ができ上がるまでには相当な苦労や工夫がありそうです。

■松坂牛応援情報
http://www.daddyspromise.com/